エッフェソイヤ!

建築のバックグラウンドから、次世代の建築を作るにはどうすればいいか考えているデザイン系院生が、建築/ゲーム/XR/UXデザイン/シチュアシオニスト/バク転/カポエラ/パルクール/筋トレ/クラブカルチャーについて幅広く語ります。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

センスがない、課題で評価されないと絶望する建築学生へ

今回は、あまり優秀な建築学生でなかった僕が、建築学科での生活を思い返して、こういう風に過ごせばよかったな、というのをまとめてみます。 元々一年生の頃から常に「優秀層」に属していて、建築が楽しくてしょうがない!将来は絶対建築家になるんだ!とい…

ドンキーコング64が、初めての海外留学経験だった

今回は、アメリカレア社のゲーム、ドンキーコング64の思い出を語るオタ記事第2弾です。 このゲームは、僕が5歳の時に出会い、強烈な外国感と、多すぎる収集アイテム、外国ゲーム独特の濃いキャラクターや表現で、いい意味でも悪い意味でも幼稚園児の僕の脳裏…

AI、成長、コミュニティ...思考停止ワードに気をつけよう

今回は、気づいたら使ってしまっている、「なんか言った気になって満足してしまう言葉」について考えようと思います。 「AIにより蓄積されたビッグデータのデータベースを可視化することにより、イノベーションをクリエイティブに促進する」みたいな言い回し…

アトマワシストの皆様、一緒に頑張りましょう。

僕は、こういうブログをやっていたりすると、周りの人から なんか上手く行ってそうだなーあいつ! と勘違いされることがたまにあるのですが、全くそんなことはなく、毎日失敗ばかりしています。 大学院を受験する時も、研究テーマが中々決まらずに、結局第一…

建築院生が卒業設計の失敗を振り返る

建築学科では、卒業設計という一大イベントがおおよそほとんどの学科で行われます。 半年ぐらいの準備期間を設け、巨大な模型を大量に作り、提出前は大体の人が徹夜している、という一種のお祭りのようなものです。 その卒業設計で、僕は正直に言うと、大コ…

カンボジアで考えた、動く環境に建つ建築のあり方

少し前に、大学のレポートで”今までで一番感動した建築について”というテーマで書いた、カンボジアに行って、水上集落を見たときに感動した体験を、動く建築という切り口で展開して行った文章を投稿します。 元々は、トレーラーハウスやテントのような、移動…

建築大学院生が、風来のシレンのスルメ度合いを熱弁する

今回は、僕が小学校の頃に一時期一日3-4時間はプレイした、チュンソフト(現在はスパイク・チュンソフト)開発の、N64版「風来のシレン2」について語ろうと思います。建築学科に入り、設計課題をやったり、ゲームを作ったり、インターンをしたりして、半分”作…

風来のシレンのスルメ度合いを熱弁する

今回は、僕が小学校の頃に一時期一日3-4時間はプレイした、チュンソフト(現在はスパイク・チュンソフト)開発の、N64版「風来のシレン2」について語ろうと思います。 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! 出版社/メーカー: チュンソフト 発売…

話の分かりやすさの本質は、情報の解像度にある

僕は、自分ではそうは思わないのですが、人に、 話が分かりやすい、文章がスッと頭に入ってくる、と言われることがよくあります。 そして、確かに他の人が話したり、なにかを発表している時に、 いや、もう少し分かりやすく話せるだろ… と思う場面がよくあり…

VRでは(まだ)再現できない、現実空間の毛深さについて

VR x 建築や、ゲーム x 建築、ということばかり言っているので、この人、建築嫌いなのかな?と思われるかもしれませんが、むしろ僕は逆です。 建築は大好きですが、建築業界の今の状態や、社会での立ち位置から建築家として行えるのことの少なさが嫌い、とい…

建築学生がUnityで初めてゲームを作って考えたこと

今回は、こちらの大学の建築学科の授業の一環で、Unityを使ってゲームを作った体験、そこから建築学生として感じたことを、まとめておこうと思います。 建築学科で自分の作っている体験がどう使う人に受け入れられるのかなぁ…みたいに思ってる人はその体験の…

VRがIQOSから学べること(Takramcast "怠惰の法則"感想)

今回は、僕がよく聞いているTakramのPodcastの中で、面白かった回の内容を、もう少し建築/VR方面に深堀りして考えてみよう、という試みです。 Takram Podcast の “怠惰の法則” 回 VRは、人間の怠惰性にフィットしていない。 IQOSのデザインの総合的な秀逸さ…

"好きなこと"を実践に繋げる方法①: 「欲望年表」を書いてみる。

こんにちは、藤井です。 今回は、他のブログの記事でも、何度か「ある人の興味・関心・哲学」がこれから重要で、それに対して仕事が舞い込んでくる働き方も可能になるのではないか、と言う仮説を立てました。 これを構築して行くことは、抽象的に言うと"好き…